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2013年04月19日
萩原の建材工場です。
今日は、萩原で建築用建材を製造されている、(有)ミヒロさんのご紹介です。
(有)ミヒロは、昭和30年に(有)見広建築として製材工場・建築業として創業し、39年に木毛セメント板の製造・販売を手がけました。
平成3年より(有)ミヒロと社名変更し、木質系セメント板製造を専業とし現在に至っています。


木質系セメント板といっても、一般の方にはピンとこないかもしれませんが、大きなスタジアム・体育館で天井を見上げたとき灰色の板で覆われていることがありますよね。
あれが木質系セメント板といわれる建材です。
下の写真は、(有)ミヒロさんで納入された施設です。

木質系セメント板は、杉やひのき等の木材とセメントで作られます。
断熱性に優れた有機質の木材と耐火性に優れた無機質のセメントを組み合わせ、比率や比重を変化させることることで幅広い性能が得ることができ、 防火、断熱、防音と建築材料に求められる三大性能を兼ね備えている建材なのです。
木質系セメント板には、大別して木毛セメント板と木繊セメント板があります。
これがどう違うかというと、木毛セメント板は木材を薄い”きし麺”状にしたもの、木繊セメント板はそれより広い幅にカットしたものが使われています。
これらをセメントと一緒にギュと圧縮・成型したものが製品となります。

木毛セメント板は屋根や壁の下地材、木繊セメント板はコンパネの代替として取り外さなくてもよい型枠材として使われているそうです。

木質系セメント板の歴史は古く、大正12年の関東大震災の復興材料としてドイツの製品を輸入したのに始まり、昭和初年には国産化され、戦中・戦後を通じて主要な建材として広く利用されてきました。
コンパネなどと違いあまり目に付かず、ホームセンターなどで売られている訳でもないので特殊な建材だと思われるかも知れませんが、実はそうではありません。人知れず長きに渡って使われ続けているのにはちゃんとした理由があったのです。
●省エネルギー:断熱性に優れ、夏は涼しく、冬は暖かい。
●防火性:特に歴史のある木毛セメント板は、建築基準法の代表的防火材料。
●安全性:アスベストや有害物質を含まず、火災や地震等の被害にあっても危険物が飛散しない。
●音響特性:外部からの音を遮断(遮音)し、内部の音を吸収(吸音)する。
●健康建材:ホルムアルデヒドなどシックハウスの原因となる有害物質は含んでいない。
●省資源:間伐材や製材残材などを有効利用できる。
木質系セメント板自体は、セメントで固まっているため重くて、普通のノコギリでは到底カットできませんが、上記の特徴からしても非常に優れた建材といえます。
現在、(有)ミヒロでは、MKボードという製品を主力製品として製造・販売されています。
これは断熱材兼用型枠としてコンクリートを流し込んだ後、型枠を外すことなく、そのまま断熱材して利用できる一石二鳥のオリジナル製品です。
国土交通省の評価書を国内で唯一交付された製品で、首都圏を中心に全国一円に納入されているそうです。

飛騨は良質な木材が豊富に生産されています。その中には家を建てる建築材には不向きな間伐材や、径の小さな木材も含まれます。これらの木材を有効に利用でき、数々の特徴を備えた木質系セメント板は、歴史は古くても現代の世相や価値観にマッチしたとても優れた製品だといえるかもしれません。
通気性のある独特な表面をしているので、まれに内装材として、買いにこられる方もあるそうです。
建設業界だけでなく世間一般に言えることですが、長引いた不況のなかで見通しは決してよいとは言えません。今後、建築や設備投資などの需要が徐々にでも増えていくとよいですね。
(有)ミヒロのホームページに木質系セメント板の特徴が詳しく書かれています。興味のある方は覗いてみて下さい。
チーム萩原 Facebookページもご覧下さい。
https://ja-jp.facebook.com/TeamHagiwara
お問い合わせ:
岐阜県下呂市萩原町上呂2208
電話:0576-55-0111
FAX :0576-54-1574
http://mihiro-board.com/
スマホ、携帯からは、下のQRコードよりアクセスしてください。
(有)ミヒロ

タウンネット萩原
(有)ミヒロは、昭和30年に(有)見広建築として製材工場・建築業として創業し、39年に木毛セメント板の製造・販売を手がけました。
平成3年より(有)ミヒロと社名変更し、木質系セメント板製造を専業とし現在に至っています。


木質系セメント板といっても、一般の方にはピンとこないかもしれませんが、大きなスタジアム・体育館で天井を見上げたとき灰色の板で覆われていることがありますよね。
あれが木質系セメント板といわれる建材です。
下の写真は、(有)ミヒロさんで納入された施設です。

木質系セメント板は、杉やひのき等の木材とセメントで作られます。
断熱性に優れた有機質の木材と耐火性に優れた無機質のセメントを組み合わせ、比率や比重を変化させることることで幅広い性能が得ることができ、 防火、断熱、防音と建築材料に求められる三大性能を兼ね備えている建材なのです。
木質系セメント板には、大別して木毛セメント板と木繊セメント板があります。
これがどう違うかというと、木毛セメント板は木材を薄い”きし麺”状にしたもの、木繊セメント板はそれより広い幅にカットしたものが使われています。
これらをセメントと一緒にギュと圧縮・成型したものが製品となります。

木毛セメント板は屋根や壁の下地材、木繊セメント板はコンパネの代替として取り外さなくてもよい型枠材として使われているそうです。

木質系セメント板の歴史は古く、大正12年の関東大震災の復興材料としてドイツの製品を輸入したのに始まり、昭和初年には国産化され、戦中・戦後を通じて主要な建材として広く利用されてきました。
コンパネなどと違いあまり目に付かず、ホームセンターなどで売られている訳でもないので特殊な建材だと思われるかも知れませんが、実はそうではありません。人知れず長きに渡って使われ続けているのにはちゃんとした理由があったのです。
●省エネルギー:断熱性に優れ、夏は涼しく、冬は暖かい。
●防火性:特に歴史のある木毛セメント板は、建築基準法の代表的防火材料。
●安全性:アスベストや有害物質を含まず、火災や地震等の被害にあっても危険物が飛散しない。
●音響特性:外部からの音を遮断(遮音)し、内部の音を吸収(吸音)する。
●健康建材:ホルムアルデヒドなどシックハウスの原因となる有害物質は含んでいない。
●省資源:間伐材や製材残材などを有効利用できる。
木質系セメント板自体は、セメントで固まっているため重くて、普通のノコギリでは到底カットできませんが、上記の特徴からしても非常に優れた建材といえます。
現在、(有)ミヒロでは、MKボードという製品を主力製品として製造・販売されています。
これは断熱材兼用型枠としてコンクリートを流し込んだ後、型枠を外すことなく、そのまま断熱材して利用できる一石二鳥のオリジナル製品です。
国土交通省の評価書を国内で唯一交付された製品で、首都圏を中心に全国一円に納入されているそうです。

飛騨は良質な木材が豊富に生産されています。その中には家を建てる建築材には不向きな間伐材や、径の小さな木材も含まれます。これらの木材を有効に利用でき、数々の特徴を備えた木質系セメント板は、歴史は古くても現代の世相や価値観にマッチしたとても優れた製品だといえるかもしれません。
通気性のある独特な表面をしているので、まれに内装材として、買いにこられる方もあるそうです。
建設業界だけでなく世間一般に言えることですが、長引いた不況のなかで見通しは決してよいとは言えません。今後、建築や設備投資などの需要が徐々にでも増えていくとよいですね。
(有)ミヒロのホームページに木質系セメント板の特徴が詳しく書かれています。興味のある方は覗いてみて下さい。
チーム萩原 Facebookページもご覧下さい。
https://ja-jp.facebook.com/TeamHagiwara
お問い合わせ:
岐阜県下呂市萩原町上呂2208
電話:0576-55-0111
FAX :0576-54-1574
http://mihiro-board.com/
スマホ、携帯からは、下のQRコードよりアクセスしてください。
(有)ミヒロ

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